時間が止まった

アルハムブラライブ終わりました
ありがとうございました!!
今回はほとんどが初めての共演者
しかもお客さまでは、な、な、なんと!!
カルメンレディスマ、マリペーニャ、アントニオモジャ
が一列目でがっつり見ているという・・・

緊張のあまり私は途中で踊れなくなりました
最後まで踊ったけど気持ちがダメだった
カルメンの振りを自分の踊りにいれていたので
踊り終わるとすぐにカルメンに抱き着き
謝りました。。。。
ごめんなさい。ごめんなさい。
あなたのせっかくの振りをこんな形でと。

でもカルメンは優しく抱きしめてくれて
大丈夫だよって頑張ったよって
背中をよしよしとしてくれました。

でもこの日は私の踊りがどうとかではない!!


共演者の皆さんのそれぞれがフラメンコで
後ろでパルマを叩きながら幸せを感じれた
またディエゴの唄も素晴らしく!!
すでに泣きそう

最後の純子さんのソレアが素晴らしく
それだけで涙が出そうなのに
客席を見たらカルメン。マリ、アントニオが
泣いている(>_<)もうだめだ。。。。

そして何より私が感動したのは
あれだけの方たちなのに
私たちの踊り一人一人に対する見方。
いいところを見つけてくれては
オレ!といい、優しい目で全部を見ていた。
近づこうとしてくれていた。
凄い。。
それは自分の娘たちの発表会を見に来た親の顔だった

舞台に乗っていながら私は心の中を全部吐き出すという
作業をし、ほとんどカウンセリング状態
その空っぽになったところに、
アントニオのギターが響き、マリの唄が入り
カルメンの立ち姿でとうとう溢れ出た
最後は泣きながらのフィンデフィエスタ

会場にいたみんながフラメンコの神を見た
時間は止まっていた

 

 

 

 

Share
カテゴリー: ひとりごと, フラメンコ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。